播摩 早苗「宿屋再生にゃんこ ストーリーで学ぶ最強組織づくり」
冷静な女性コンサルが、倒産寸前の旅館に支配人として赴任して悪戦苦闘する物語。
数字だけで判断していた主人公が、実際に現場の旅館に行って従業員のやる気の無さにうちひしがれていたところ、ジェニファーなるしゃべる猫がさまざまなアドバイスをしてくれる。
その中で従業員のモチベーションのあげ方、マネジメントのやり方を学んでいき、現場のことが好きになって、旅館の再生に取り組んでいくというお話。
リーダーは現場の論理、空気感をしっかり感じることができないとうまくいかないということですよね。
小説ながら、組織づくり、リーダーシップ、マネジメントのことを学ぶことができると思います。いつかドラマになりそうですね。
この本を読んで、正直、身につまされることが多かったです(苦笑)。